菅原忠幸副会長インタビュー

東矢本駅北地区まちづくり整備協議会の菅原忠幸副会長にお話を聞きました。

菅原忠幸副会長

【聞き手】
菅原副会長の目指すまちづくりとは?
【菅原】
被災した皆さんに、たくさんの意見を出してもらっていますが、全てが実現できるとは限らない。早く進めるには、どこかで集約していかないといけない。少しでも、一つでも多く実現できるよう交通整理するのが役員の任務だと思う。行政サイドには予算のこともあるが、職員も夜遅くまで頑張っている以上、皆から付託された希望に対して、全国にモデルとして発信出来るようなまちにして欲しい。ハンディキャップがある人もこの地区で安心して暮らせるように、私たちも一緒になって実現していきたい。
【聞き手】
そのためにはどんな進め方が必要ですか
【菅原】
協議会の皆さんも、まちについての思いはそれぞれ微妙に違うこともあると思う。
実業団ソフトボール部の監督をやってたことがあるが、試合相手の手の内を知ることが大変良い結果に繋がった経験から、反対意見でも何でも相手の考えていることが判れば話し合いは出来るし、良い結果に繋げられる。怖いのは無言!何を考えてるか判らないと、どうしようもない。声を出し合うことですね。
【聞き手】
そういう意味では、ワークショップで話し合うことは大事ですね。
【菅原】
私は、お人好しと言われても腹の中を見せた方がよいと思ってる。それと、人の悪口を言わないこと。自分の責任で判断したことなら人のせいにして悪くと言うのは良くない。意地悪い人は自分の心を明かさないものですが、大曲浜の人を「浜っ子」と呼ぶんです。口は悪いけど腹の中に隠し事がない。
【聞き手】
江戸っ子と同じですね。「皐月の鯉の吹き流し、口先ばかりで、はらわたは無し」と言います。
【菅原】
「笑顔で挨拶出来るまち」「ここへ来て良かったなぁと言えるまち」を創りましょう。エレベーターなんかで外人さんは直ぐ話しかけて来るが日本人は黙ってる。自然に挨拶できるのがよいと思うな。
【聞き手】
協議会の皆さんに発信したいことを。
【菅原】
打ちっ放しゴルフ場は下がマットだから上手に打てるが、いざ実践となるとそうはいかない。私は土から直接打ち、打った球を拾いに行くのも運動になる、それが楽しくて上達出来たように思う。ゴルフも仕事も「楽しく取り組む」ことが大切だ、そうすると益々やる気が出てくる。まちづくりも楽しく進めたい。
【聞き手】
ソフトボールやゴルフの経験から、まちづくりへ繋がる楽しいお話、ありがとうございました。

(2013.2 東矢本駅北地区まちづくり通信 第4号より)

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