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『時代の変化とコーポラティブ住宅の意義』勉強会 ('11-03-31 )
勉強会の様子
2月25日(金)、コーポラティブ住宅部会主催の勉強会を開催しました。講師は、神谷宏治先生(建築家、日本大学名誉教授、コープ住宅推進協議会理事)です。
1970年代に始まった、日本のコーポラティブ住宅も30数年を経過し、この間に時代の様相は大きく変わっています。長年コーポラティブ住宅にかかわってこられた神谷先生に、コーポラティブ住宅の特徴や目的も再整理してはどうかということで、神谷先生ならではの問題提起をいただきました。
インターネット、地球環境、少子高齢化、無縁社会、ボランティア活動、NPO法人など私たちを取り巻く状況は大きく変化しています。そのなかで、コーポラティブ住宅はどうあるべきか?根本に立ち戻ってみる良い機会となりました。
参加者からも多くの発言をいただき、充実した勉強会でした。最終的には、30数年続いてきたコーポラティブ住宅の特徴である・実費のすまいづくり・自由設計・コミュニティは、基本であることを再確認することになりました。その上で混沌とする現在から未来への不安に、どうコーポラティブ住宅が答えていけるのか?住まいづくり、まちづくりの先に何を目指すのか。今後の活動に、大きな課題をもらったように思います。
(としまち研副理事長 本間充一)
共同建替え事業
東京の都心部は、深刻な過疎化が進行し地域社会には各種の問題が生じています。防犯や防災上の問題、伝統文化である「祭り」が維持できない、などなど。
としまち研は、まちにひとの気配と活気を呼び戻す「まちづくり」のひとつの方法として地域の皆さんが共同して建物を建替える共同建替え事業を推進しています。
共同建替え事業を考えるときに、としまち研が何よりも大事にしていることは、地権者の皆さんが住み続けたい、商売を続けたいという願いがかなうであることであり、地権者の皆さんが主役(中心)となる事業でなければならないということです。
敷地を共同化して建物をたてることにより、新たな居住者を迎えられる空間を創ることが可能となったり、色々なメリットも考えられます。
共同建替え事業のメリット
共同建替えは、ひとりでは有効利用ができない土地でもお隣同士共同で建物を建替えることにより大きなメリットが得られます。
- 裏通りの敷地も表通りと共同することにより表通りと同じ容積が使えることになりますので効率的な土地利用が可能となります。また、設計条件も良くなります。
- 階段やエレベーター等を共同で配置できることにより、実際に使用できる部分が大きくなり建物の効率が良くなります。
- 住宅をつくった場合でも、通風や採光などの居住環境が相当改善された住宅ができることとなります。
- 建物の維持管理についても共同で行うことによりしっかりとした維持管理が可能となります。
- 規模・構造等一定の条件を満たせば、公的な補助金をいただける制度がありますので事業性が良くなります。
(仮称)コーポラティブハウス神田東松下町パート2を例にとりご説明いたします。
私たちがコーディネートした共同建替え事例については、コーポラティブ住宅 - 実績の各プロジェクトのページも、ぜひご覧ください。
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