東矢本駅北地区への集団移転、区画決めで一山越え

2013年12月2日

 11月23日(土)、24日(日)、事務局を務めている東松島市:東矢本駅北地区まちづくり整備協議会(以下、「協議会」という。)の個別に家を建てる251世帯を対象とした「区画調整会」が行われました。20世帯前後で構成する14ブロックを3~4ブロックずつ各日前半後半に分けて実施。としまち研は15人体制で臨みました。
 これは協議会設立以来の重点課題の一つで、区画決定ルール検討部会において、区画面積の調整から開始し、どんなルールで決めていくのか検討してきました。
 7月の区画決定ルール検討部会、役員会を経て決定した「区画決定の進め方」に従い、8月3日~5日と10日に合計7回の説明会を開催し、対象となる協議会会員のほとんどに参加してもらいました。
 その後、14のブロックを設定し、まずは各世帯がどのブロックにするかを希望登録してもらい、公表⇒変更登録⇒ブロック調整会⇒最終ブロック決定会を行い、全世帯が所属するブロックを決めました。
 そして、ブロック内のどの区画にするか検討するための資料を関係全世帯に送り、11月21日(木)には「街並みルール」の説明と合わせて、「区画決め手順」(「区画調整会」)の説明を行いました。
 「区画調整会」では、初めに、郵送した資料の詳細や区画決めの手順の全体説明を行いました。約25分の全体説明の後、ブロック毎にそれぞれの会場に入り、希望登録⇒公表⇒話し合い⇒変更登録⇒抽選などの手順を踏んで、区画決定しました。話し合いで決まり、抽選のなかったブロック、抽選をたくさん行ったブロックなどそれぞれでしたが、会員の皆さんは我が家の区画が決まったことでホッとした様子で帰っていきました。
 としまち研としてもホッと一息と言いたいところですが、今後は移転先の「新しいまち」の名称選考委員会の2回目、災害公営住宅部会、役員会、公共施設検討部会…と年内もまだ課題が山積みです。
 このコラムをお読みの方にも、ぜひ、東松島市での活動にご関心をお持ちいただければ幸いです

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